医薬経済オンライン

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「すべきこと」を軽視し機能不全に陥った小林製薬

被害拡大を続ける紅麹サプリメント事件

2024年4月15日号

「紅麹」サプリメントを巡る健康被害の拡大により、会社発足以来の危機に直面している小林製薬。被害の全容は依然として明らかでないものの、問題の基本的な構図は、紅麹とコレステロールの間の少々怪しげな因果性を同社がもっともらしく説き、それに対して消費者庁が責任を負わないお墨付きを実質的に与え、消費者も、発酵由来という耳あたりの良さを根拠に一斉に飛び付いたあたりにある。その結果、現時点での推測では、プベルル酸という予期せぬジョーカーが、不運にも高齢者たちを中心に悪さをしてしまった。  本来ならば、それらの中心部分に置かねばならない「安全」で「効果がある」というエッセンスの証明と確認作業から、皆が巧妙に逃げると同時に、それぞれが勝手に「大丈夫だろう」と宗教的な観測を積み重ねた。起こるべくして起こった事件と言えよう。  さすがに... 「紅麹」サプリメントを巡る健康被害の拡大により、会社発足以来の危機に直面している小林製薬。被害の全容は依然として明らかでないものの、問題の基本的な構図は、紅麹とコレステロールの間の少々怪しげな因果性を同社がもっともらしく説き、それに対して消費者庁が責任を負わないお墨付きを実質的に与え、消費者も、発酵由来という耳あたりの良さを根拠に一斉に飛び付いたあたりにある。その結果、現時点での推測では、プベルル酸という予期せぬジョーカーが、不運にも高齢者たちを中心に悪さをしてしまった。  本来ならば、それらの中心部分に置かねばならない「安全」で「効果がある」というエッセンスの証明と確認作業から、皆が巧妙に逃げると同時に、それぞれが勝手に「大丈夫だろう」と宗教的な観測を積み重ねた。起こるべくして起こった事件と言えよう。  さすがに政府

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